【直前予想】イギリス国民投票でEU離脱か残留か!?(世論調査・ブックメーカーオッズ)

明日はいよいよイギリスのEU(欧州連合)離脱をかけた国民投票が実施されます。果たして英国はEUを離脱するのか、残留するのか。

世論調査の数字や、ブックメーカー(ギャンブル業者)のオッズから予想を見てみたいと思います。


世論調査からの予想

日本でも同様ですが、固定電話へ電話をかけて行う世論調査は、回答者が年配世代にかたよる傾向があります。なお、今回のイギリスのEU離脱問題は、年配世代ほど離脱派が多く、若者世代ほど残留派が多いと言われています。

5月下旬に報じられた世論調査の結果では、残留派が強かった。

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出典:国民投票まで1カ月 不安あおり論戦展開 国論は二分(産経ニュース)

6月中旬に報じられた世論調査の結果では…離脱派が強かった。

イギリスの新聞「タイムズ」が13日に発表した世論調査では、「EU離脱を支持する」と答えた人が46%で「残留を支持する」と答えた人の39%を7ポイント上回りました。「分からない」と答えた人は11%で、離脱派、残留派の双方が支持者を取り込もうと必死です。

出典:EU「離脱派」7ポイントリード 英新聞社の世論調査(ANN)

ここ数日に報じられた世論調査の結果では…五分五分の印象。

調査会社「ユーガブ」の最新の世論調査では、残留派の42%に対して離脱派が44%で2ポイント上回りました。一方、別の世論調査では、残留派が53%離脱派の46%より7ポイント優勢です。

世論調査は拮抗 “浮動票”が鍵 英のEU離脱問題(ANN)

調査手法や調査を行った会社がまちまちなので一概には言えません。五分五分とも言えます。一時、離脱派が上回ったとの報道が多かったですが、直前になって残留派がやや上回ったとする報道が多いです。悲劇的な事件となってしまったジョー・コックス議員の射殺事件(残留派の議員が離脱派の男に殺害された事件)で、残虐な離脱派を考え直す人も出たと言われています。

ブックメーカー(ギャンブル業者)の予想

イギリス人は大の賭け事好き。スポーツの結果はもちろん、アメリカ大統領選まで賭けの対象にします。欧米ではこうした賭け事を行う合法的な業者を「ブックメーカー」と呼びます。

不特定多数を抽出しただけの世論調査より、一般大衆が多く参加しているブックメーカーのオッズ(払い戻し倍率)の方が世相を反映していると見る人もいます。

日付 「残留」のオッズ 「離脱」のオッズ
5月16日 1.29倍 3.5倍
5月25日 1.14倍 5.5倍
6月14日 1.57倍 2.37倍
6月19日 1.29倍 3.5倍
6月21日 1.22倍 4.0倍

出典:EU残留を支持したベッカムはホラ吹き政治家よりエライ!(Yahoo!ニュース)

その他、ロイターが20日に報じたブックメーカーの予想では、残留確立が72%。

英ブックメーカー(賭け業者)ベットフェアによると、国民投票で欧州連合(EU)残留を支持するとの確率は72%となり、17日時点の60-67%から上昇した。

英国のEU残留確率72%に、前週末から上昇=ブックメーカー(ロイター)

22日に報じた記事では下記の通り。
英国のEU離脱派がリード縮小、2ポイント差=TNS調査 | ロイター 2016-06-23 10-43-58
英国のEU離脱派がリード縮小、2ポイント差=TNS調査

まとめ

世論調査では五分五分といった感じですが、ブックメーカーのオッズを見ると残留派にかける人が多いことが分かります。

しかしギャンブルと投票結果は別物。最後まで予断は許されません。気になる国民投票の結果は、日本時間24日(金)の昼頃には明らかになるとのことです。