安倍首相、英語は下手だが外交は得意(再評価される外交力)

現在開催中のG7伊勢志摩サミット関連して、安倍首相の外交力に注目が集まっています。

ところで、総理は英語ができるのでしょうか?各国の首脳と自然に談笑する様子が時々映り出されます。


総理の英語力

決して上手くはないが、苦手でもない様子

流暢ではないが 発音を聞いていると決して流暢ではない。しかし歴代の総理大臣とは違い、英語で発言するシーンが明らかに多い。
英語を恐れていない こうした原稿読み上げ型のスピーチ以外にも、サミット休憩時などに通訳を交えず各国の首脳たちと談笑している。得意ではないが、苦手でもない様子。英語を恐れていないことがわかる。

高く評価される外交力

かねてから外交好きと言われてきた安倍首相ですが、伊勢志摩サミットの周到な準備、オバマ大統領の広島訪問実現などで、その外交力を再評価する見方もありあす。英語は下手ですが、外交を得意としていることがわかります。

サミットは伊勢志摩で 当初、サミット開催は軽井沢の案もあった。しかし日本の神秘、美しさの起源でもある伊勢神宮を見せたいと、総理自ら伊勢志摩をプッシュした。
米大統領の広島訪問実現を期待していた 西日本で開始されるもう一つの意味として、米大統領の広島訪問を当初から期待していた。
外相会合を広島で サミット関連会合の外相会合を広島で行った。この際、米ケリー国務長官が原爆慰霊碑に献花をして「大統領も訪れるべきだ」と発言。オバマ大統領訪問の布石となった。
オバマ大統領の人柄を見抜いていた 今年秋にオバマ大統領は任期満了で退任すること、それにあわせて各国でレガシー作り(政治遺産作り)に動くこと、またオバマ大統領本人が広島・長崎に興味があることを見抜いていた。
このシナリオを描いていた 大統領の広島訪問はアメリカ側の意向だけではなく、日本側から周到に準備され、水面下で交渉が行われていた。

もちろん、安倍首相一人の力ではなく、外務省、在米大使館などと連携がうまくいっているという理由もあります。

その他評価される外交力

サミットの地ならし サミット開催直前にヨーローッパ各国を訪問し、各国首脳と地ならしをしている。財政出動に関して独、英国と見解は一致しなかったが、こうした積極的な訪問は歴代総理には見られなかった。
対ロシア ロシアのプーチン大統領と良好な関係を築きつつある。

外交が得意な理由

総理が外交好き・外交が得意と言われる背景には、外務大臣秘書官時代の経験が影響していると言われています。

外務大臣秘書官時代 父で当時外務大臣だった安倍晋太郎氏の秘書官時代に、外務大臣について回り、徹底して外交を覚えた。

安倍首相を支えるもの・力の源

安倍総理を支えるものは何でしょうか?やはり悲願と言われるアレでしょうか?

憲法改正への意欲 憲法改正への意欲。自民党結党以来の悲願であり、祖父・岸信介氏の悲願でもある。安倍総理自身も、憲法改正への思いは人一倍強いと言われる。
失敗経験 第一次安倍内閣の失敗経験。失敗経験こそ今の総理を支えている?
持病の克服 第一次安倍内閣で辞任する理由にもなった持病の「潰瘍性大腸炎」。難病と言われるが、処方している薬がよく効き克服。挫折を経験した人間は強い?

今後の課題と期待されること

今後、総理に期待されること。経済対策はもちろんですが、高い外交力を活かした各国との関係強化に期待がなされます。

対アメリカ次期大統領 トランプ氏か、ヒラリー氏か。今後の日米関係の肝となる。
対ロシア 経済協力等を通じて、ロシアのプーチン大統領とは良好な関係を築いている。北方領土交渉にも期待がされている。果たして総理の在任中に動きはあるか?
対北朝鮮 2000年日朝首脳会談にて、小泉首相(当時)に同行して交渉面を支えた経験を持つ。その経験を活かして、拉致問題解決はあるのか?