【日本時間は?】3/16 FOMC(米国連邦公開市場委員会)FRBイエレン議長記者会見|2017年3月会合

  • 今週の為替市場では、現地3月14〜3月15日の2日間、アメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)がある。
  • 中央銀行の政策会合は、為替市場が大きく動く可能性があり全市場関係者が注目する。
  • FOMCの政策決定の全貌がわかるのは会合の2日目。日本時間では、日付変わって3/16(木)の未明(午前3時頃)にかけて。
  • イエレン議長の記者会見は日本時間・3/16(木)午前3時30分頃〜を予定。


2017年・FOMC(3/14〜3/15)が開会

今週、アメリカ合衆国では現地3月14日〜3月15日にかけて米国連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれます。FOMCは、米連邦準備制度理事会(FRB)による、アメリカ合衆国全体の金融政策を決定する会合で年に8回行われます。今回は2017年2回目の政策決定会合に当たります。

声明発表・イエレン議長記者会見の日本時間は?

FOMCの政策発表およびFRB議長(イエレン議長)の記者会見は会合最終日(2日目)に行われます。2017年の議長会見は、3月、6月、9月、12月の隔回会合のみ(合計4回)と告知されています。従って今回のFOMCではイエレン議長の記者会見が行われるため注目度が高くなっています。

尚、議長会見が行われる場合は、時間は現地(アメリカ東部標準時)の午後2時30分頃となりますので、日本時間では未明(日付変わって3/16(木)午前3時30分頃)となります。

3月利上げは折込済み。今後の利上げ回数に注目

マーケットでは、3月会合での利上げ予想は90%以上とほぼ折込済み。注目は今後の利上げ回数となります。今のところ、年3回の利上げ方針が示されていますが、これが4回の方針が示されるとサプライズ。あるいはドットチャートにおいてタカ派理事のポジションが多くなるとドル買いの材料と判断されます。

上記は直近のドル/円の週足チャート。トランプ大統領誕生から続いたドル高は一旦落ち着き、ここから上へブレイクするか、再び下落(円高)に向かうかの、踊り場にあると言えます。

米国債券市場の動向に注目

しかし、利上げ→ドル買いと単純にはいかないかもしれません。商品先物市場では、再び原油価格が下落している事から、米国内でのインフレ圧力も低下。それに伴い米国10年債の利回り低下(債権の買い戻し)が進むのではないかとの見方もあります。

債券市場においては、米国債のショート(売りポジション)が積み上がっている事から、一旦買い戻しが始まる事で、10年債利回り低下→ドル売り要因となる可能性も指摘されています。

オランダ総選挙にも注目

また、日本時間3/16日の午前中には、前日に行われるオランダ総選挙の結果が判明します。ウィルダース氏率いる極右・自由党の躍進が予想されており、第一党を確保するかが注目されます。

EU圏内における右派政党の台頭は各地で起こっています。今年4月〜行われるフランス大統領選では、右派・国民戦線のルペン氏の動向も注目されます。ルペン氏は、公約に「ユーロ圏からの離脱を問う国民投票」を掲げていますが、今回のオランダ総選挙の結果がどのように影響するか注目されます。

市場は何があるかわからない

さらに、3/16日は日本においても日銀政策決定会合の2日目と黒田総裁の記者会見が控えています。日銀においては政策の現状維持が予想されますが、物価見通しでどのような見解が示されるのか注目されます。

「2017.3.16」は、株式・為替・債権市場にとってイベント盛りだくさん、非常に重要な日となります。(さらに今週末はG20財務相会合も控えています。)

市場はいつも「ツンデレ」です。時に甘くすり寄ってきますが、多くは裏切られます。「何が起こるかわからない。」投資は自己責任で行いましょう。