【原因】肩こりの種類・痛みの特徴・症状と対策(NHKきょうの健康)

肩こりの種類・原因と症状

NHK「きょうの健康」肩こりシリーズの特集より。肩こりには、「日常生活が原因のもの」「肩関節が原因のもの」「神経が原因のもの」の3つのタイプがあります。


肩こりの種類とタイプ

日常生活が原因のもの いわゆる普通の肩こり。日常生活で改善できる。
肩関節が原因のもの 関節の炎症などが原因で起こる。「五十肩」「腱板断裂」「変形性肩関節症」などがある。整形外科で診断する。
神経が原因のもの 脳から筋肉への神経伝達に以上があり筋肉が硬直する。整形外科で診断する。

日常生活型が原因の肩こりの症状など

原因 筋肉の硬直や、血行不良によって起こる。
症状・特徴 首のこり、肩のこりや張り、重み、痛みなど。
なりやすい人 姿勢が悪い(猫背など)。同じ姿勢を続ける人。冷えや喫煙も血流を悪化させる原因になる。

肩関節が原因の肩こりの症状

肩関節が原因のものには「五十肩(ごじゅうかた)」「腱板断裂(けんばんだんれつ)」「変形性肩関節症(へんけいせいかたかんせつしょう)」などがあります。日常の肩こりとは異なり、整形外科などで治療が必要です。

五十肩

原因 骨の動きを滑らかにする関節包(かんせつほう)や、滑液包(かつえきほう)に炎症が生じて起こる。
症状・特徴 痛みで腕を上げられなくなる。通常は片方の肩に出る。
なりやすい人 30歳〜50歳の多くの人で見られる。名前の通り50代で最も多い。過去に肩に打撲や怪我をした人でも症状が出やすい。

腱板断裂(けんばんだんれつ)

原因 上腕骨の骨頭(こっとう)に付いている腱板が傷ついたり、切れたりする。
症状・特徴 肩や腕を動かすと激しい痛みがあったり、夜寝るときに肩が痛むなどの特徴がある。腕が上がらないなど五十肩と似た症状がある。利き腕に痛みが出やすい。
なりやすい人 テニスや野球などスポーツで腕を激しく動かす人、仕事で思い荷物を持つ人など。

変形性肩関節症(へんけいせいかたかんせつしょう)

原因 軟骨がすり減って炎症したり、骨が変形してしまう病気。
症状・特徴 肩が傷んだり腫れたりする。
なりやすい人 腕を酷使する仕事や、加齢など様々な要因がある。

神経が原因のもの

神経が原因の肩こりには、しびれなどの症状の特徴があります。関節が原因の肩こりと同じく、整形外科での診断が必要です。

原因 軟骨がすり減って炎症や骨が変形してしまう病気。腕を酷使することや、加齢などが原因で起こる。
症状・特徴 肩にしびれや、痛みが起こる。
なりやすい人 テニスや野球、バレーボールなど、腕を大きく上げる動作の多いスポーツ選手などに起こりやすい。ストレスが原因になることも。

肩こりの症状と原因の早見表

日常生活が原因の可能性 ●ストレスを感じている。
●長時間同じ姿勢を取り続けている。
肩関節が原因の可能性 常に肩が痛くて夜眠れないほど激しい痛み
●肩が動かしづらい。
神経が原因の可能性 ●肩まわりにしびれがある。
●両肩に比べると明らかに片方の筋肉が痩せている。

肩こりの治療や改善・対策

日常生活が原因のもの 日常生活の改善で治療できる。姿勢を良くしたり、運動やストレッチを心がける。
肩関節が原因のもの 整形外科で診断が必要。運動療法、薬物療法、悪化している場合は手術によって治療を行う。
神経まひが原因のもの 整形外科で診断が必要。運動療法、薬物療法、場合によっては手術によって治療を行う。